薬膳スープで参加させていただいた先日の「nichi+nichiさんちで愉しむ ほっこり薬膳スープとフェルトワークの会」。お陰さまで無事終了致しました。
医食同源、健康なからだは食事から。普段はセラピストですがお料理もします。
今回は冬のスープということで、風邪予防、冷え対策をテーマにしてみました。
薬膳スープに使うお野菜は旬のものをということで畑まで買いに行きました^^
大町で農薬不使用・化学肥料不使用でお野菜を栽培されている八幡農園さんです。
写真はカブと山牛蒡の葉の部分。ゴボウの葉初めて見ました。
お野菜と熊肉、そしてナツメやリュウガンなどと一緒にスープにします。
熊肉は滋養が高く、身体を温めてくれます。
お野菜は白菜、カブ、ニンジン、カボチャ、ゴボウ、山芋、シメジ、生姜。
からだを温め、消化を助け、ビタミンが豊富な野菜たちです。
また冬は東洋医学でいうところの腎の働きが活発になるときだそうです。
体には様々な臓器がありますが、これらがきちんと機能する為の精気が貯蔵されているのが腎なのだそうです。
冬は身体を温め、乾燥に注意をして腎に精気を貯蔵することで今後一年元気に過ごせるそうです。
ゴボウに含まれるイヌリンという成分は腎臓機能を助けるそうです。
また熊肉は腎を助けると言われているそうです。
出来上がりはこんな感じ。
熊肉はきちんとお肉屋さんに処理してもらった上に一晩塩麹と生姜に漬けたせいか、全く臭みがありません。
味付けは塩麹と海洋深層水のみ。
お肉と野菜のうまみがじんわり染み出た美味しいスープとなりました。
料理人nichi+nichiさんの花巻(中華パン)と旬のお野菜の付け合せと一緒にいただきました。
参加者の方には翌日まで体が温かいとの感想をいただきました。
薬膳スープは今回のように季節に応じて作るだけでなく、「ユーファイ」(産後ケア/ハーブ温熱療法)の中で個別の施術に取り入れています。
冷えや産後の肥立ちの改善に食事内容から改善していくことは大切なことですね。
ぜひご相談ください。
メインのフェルトワークの会はこんな感じ。
色とりどりのフェルトたち。
参加者の個性あふれる世界でたったひとつのコースターとなりました。
気持ちもからだもほっこり温まる会となりました。
参加者の皆さん、そして作家のnagasawaharukaさん、料理人のnichi+nichiさんありがとうございました。